戦国志戦略論・軍事編
ここでは戦国志の重要フェイズの1つ、軍事フェイズに焦点を当てている。
各コマンドの大まかな説明と、軍団・徴兵に関する深いところまで画像を含めつつ説明していく。
[徴兵]
そのまんまの意味である。武将に騎馬兵・足軽兵を補充する。
また、プレイヤーの操作している大名家(以下当家)の直轄している城に守護兵を入れることもできる。
徴兵最大数は全武将共通で、足軽兵が5000、騎馬兵が2000となっている。
ここで注意して貰いたいのは
・1ターンに徴兵出来る人数は限りがある。
・徴兵可能数は全国で共通。
・資金残高がマイナスの時は徴兵不可能。
・兵単位で毎月初めの収支報告で維持費が発生する。
・城守護兵の徴兵は足軽限定。
・従属・臣従家の武将には徴兵出来ない(客将は別)
以上である。
まぁ、どれも常識みたいなものだが、忘れていると痛いので一応上げておく。
また、城に関しては守護兵が0だと攻められたときに一瞬で城を奪われてしまう。
こちらの補充も忘れずに行うようにして貰いたい。
特に序盤は大勢力でもないと徴兵数は少ないので兵力の分配はよく考えた方がよいだろう。
逆に、終盤になるとこれと言ったことはあまり考えなくても良いので楽になるのは事実ではあるが。
徴兵を行うときのコツ
序盤・・・騎馬兵は極力徴兵しない方がよい。
兵力として主に使われるのは足軽であり、野戦の少ない序盤では騎馬兵の活躍する場面はさして存在しない。
また、騎馬兵は足軽兵の数倍のコストがかかってしまうので、維持費の面でもお薦めできない。
そのため、資金的な余裕が出てくるまでは騎馬兵は雇わない方がお薦めである。
また、足軽兵に関しても武勇の高い武将から優先して徴兵するのがよい。
逆に、大将として配置する智謀の高い武将はさほど兵士は必要ない。
何より兵士関係での出費を抑えることが大切である。
中盤・・・野戦が多くなってくる時期のため、騎馬兵が役に立つ時期である。
野戦に置いて騎馬兵は一定確率で敵後陣を攪乱してくれるため、ある程度徴兵しておくと後が有利となる。
また、大規模野戦が増えてくるため無駄な兵の減少を防ぐためにも足軽は常時徴兵可能数最大を維持しておきたい。
ただし、騎馬兵は雇いすぎると財政を圧迫するし、足軽兵も数が多いと流石に維持費も馬鹿にならなくなってくる。
収入と支出のバランスを考え、赤字になりすぎないように兵を徴兵する事が大切である。
ちなみに、憐崎は足軽は最大、騎馬兵は武勇*100を目安に徴兵している。
終盤・・・基本的にあまり深く考える必要はない。
3大勢力激突などの大勢力決戦でない限り兵力はあまり関係ではない。
逆に、大勢力決戦となれば最後に物を言うのは財力である。
中盤と同じ様な感じで徴兵をしていけば大丈夫なはずだ。
城守護兵・・・基本的に極度の経済圧迫をするほどの維持費を必要とするわけではない。
そのため最大まで徴兵しても別に問題があるわけではないが、四国志全国版などのように城守護兵の最大数が多いと流石に経済を圧迫する。
基本的に補充の必要がないような場所は城守護兵は0のままでもよい。
それでも入れておきたいなら500〜1000あたりが低コストでお薦めである。
尚、敵地と隣接しており、攻め込まれる危険がある城に関しては最大まで徴兵して置いた方が安全なのは言うまでもない。
[鉄砲配備]
武将に鉄砲を配備する。
鉄砲配備数の上限=武将の足軽兵であり、最大5000挺まで配備することが可能。
しかし、もし鉄砲配備数>武将の足軽数となった場合は余剰の鉄砲は廃棄されてしまうため、最大まで配備するのはお薦めできない。
鉄砲は総計20000挺あれば鬼のような性能を発揮してくれる。そのあたりも考えて配備すると良い。
ただ、憐崎は基本的に鉄砲を使わないため、詳しいことは他のプレイヤーに聞いた方がよいと思う(´・ω・`)
[城普請]
城の規模を上げ、丸の数・徴兵可能数・兵糧備蓄上限を増加させる。
必要となる資金は城規模*1000。普請は1ターンに城につき1回で、城規模は最大10。
さして高いわけでもなく、また丸の数が増えればそれだけ陥落までの時間が長くなり、また守護兵が増えればそれだけ持ちこたえられる。
前線の城は10にして置いた方がいいのは言うまでもなく、また前線近くの城もできれば10にしておきたい。
逆に、当家領土内の安全地帯にある城では普請をする必要がない。
さらに、中盤以後は大体の敵城が規模を10にしてくるため、序盤を過ぎるとあまり使わないコマンドでもある。
[城兵糧補充]
城に兵糧を補充する。
兵糧補充限界はシナリオに設定された城規模毎の徴兵数*城規模*10。
多く補充しておけばそれだけ兵糧攻めにあったときに持ちこたえることが出来る。
ただ、兵が多いといくら兵糧を最大にしてあっても無駄なのが少し痛いところ。
それでも限界まであった方がよい。兵糧は補充しただけしか資金の出費がないので中盤以後はそれほど痛い出費でもないはずだ。
[軍団編成]
軍団を編成する。
戦国志では軍団が非常に大切な役回りをする。軍団なくしては勝利無し、とも言えるだろう。
軍団編成で注意する点を上げておこう。
・従属家の武将を軍団に組み入れることは出来ない。
・臣従家の大名・及び当家当主は軍団長に任命することは出来ない(客将は別)
・軍団長が病死、又は戦死したとき後継者足りうる武将(当家直属武将及び客将)が居ない軍団は解体される。
・軍団に所属している武将には徴兵が出来ない。
特に後継者問題は内政用軍団で良く直面することになる。
余裕が出来たら内政用軍団にも数人直属武将を所属させておくと良いだろう。
[軍団指示][軍団所領][軍団資産]
軍団指示では軍団に指示を出す。
軍団所領では軍団事の所領を決定する。
軍団資産は軍団に鉄砲などの資産を支給したり、資金を徴収したりする。
詳しいことはこちらの画像を用いて説明する。
まずは軍団指示。
これは「行動指示」の所を見て貰えればよい。
簡単に説明すると・・・
待機:何もしない。軍団編成後はこれとなっている。
内政:内政に従事する。戦闘行動は行わず、徴兵もしない。
侵攻:戦闘のみを行う。内政は行わず、城守護兵や武将への徴兵を行う。
侵攻・内政:侵攻しつつ内政も行う。
こんな感じである。
ここで、軍団の効率よい使い方を画像(南部家・今川従属直後)を用いて説明していこう。
内政用軍団(中央の南部家郎党軍団以外)
その名の通り、内政にのみ従事させる軍団である。
前線が広がっていくと、システムの都合上後方の国には内政の指示が届かない。
そんなときにこの軍団を組織しておくと自動的に内政一般を行ってくれる。
また、軍団には4国まで指示が可能であるし、わざわざ強力な武将を当てる必要もない。
郎党や能力の低い武将に割り当てればよいだろう。
所領もこの軍団にはさして必要ないため、2〜3万石の街規模の低い城を与えておけばよい。
ただし、港がある所だと航海費で資金不足になることが多いので、そういったところでは港のある城を所領にするなど、工夫をしておこう。
第2部隊(中央の南部家郎党軍団)
これは、当主率いる本隊とは別方向から攻める、いわば別働隊のような存在である。
この軍団に本隊では動かない臣従部隊の将や、当家直属の武将を組み込み、本隊とは別のルートで侵攻させていくのである。
注意したいのは、所領をきっちり与えておかないと(30万石以上)徴兵が出来る時期に軍団が負け出すこと、資金管理をきっちり行うことである。
特に資金は本隊からいくらか出さないと借金で兵が徴兵出来なくなってしまうので注意しよう。
また、この部隊に関しては侵攻先を指定してやることが大切である。
軍団は指定した範囲でしか侵攻を行わないので、ある程度したら新たにその先の部分もチェックを加えるという手間も発生する。
しかし、それさえ怠らず、しっかりと資金を供給してやれば十分戦えるので、別働隊として利用する価値は十分にある。
場所によってはこの軍団が必要となる部分もあるので、使い方・難点などはしっかりと熟知しておこう。
また、この軍団を利用するときは「侵攻地軍団所領化」をチェックしておくと、制圧する度に軍団が強くなっていく。
100万石程度に達したらこのチェックを外してやれば、負けはないだろう。
続いては軍団所領である。
これについては説明する必要はほとんどないだろう。軍団の所領を増やしたり、削ったり出来る。
侵攻用軍団の所領が増えたときなどは領地を削って直轄地を増やしていくと良い。
尚、当然だが当家直轄の城しか選択することは出来ない。注意しよう。
最後は軍団資産。
これは言い換えれば軍団の活動費である。
内政所用費・兵維持費など、軍団には大名家と同じように収支が発生する。
内政用軍団は商船を派遣しない限り(何故か)殆ど出費はないのだが、注意すべきは侵攻軍団である。
まともに領地を支給していない場合は直ぐに赤字転落と言うことが多いので、当家がしっかりと財政管理を行い、随時資金を支給することが大切である。
(収支報告は月初めに当家のものと同時に出るので、そこできっちりと確認すれば問題ない。)
また、鉄砲も同じように軍団に支給することが出来る。
鉄砲ばかりは流石に軍団で支給することはしない。そのため鉄砲を内政用軍団に持たせるのならばしっかりと当家が購入し、支給することが必要である。
軍団についてはまだまだ他の利用法があるかも知れないし、説明が不足している部分もあると思う。
そういったところは随時追加修正していくつもりである。
なによりも「戦国志の要の一つは軍団」と言うことをしっかりと肝に銘じて貰いたい。